<クールビズ論争> | キャリアウーマンのそれぞれ -「タレントの卵・営業日誌」連載中-

<クールビズ論争>

そろそろ議論も出尽くした感のある省エネファッション。

小泉総理があのファッションで初めてインタビューに答えているのを見て
昔の省エネルックよりはマシな気はしたけれど・・・(笑)
(これを思い出せる年齢の人は大体同じように思ったはず)





まあ、営業職の人にはかなりキツイ流行になりそうですね。

クールビズを取り入れてない取引先やお客さんを訪問する時に
営業マン&営業ウーマンがラフな格好過ぎてもいけないだろうし
失礼にならない程度の服装の特集番組などを見て研究しないと
「あんな格好で来るやつと取引出来るか!」なんて怒られるかもしれないし。






クールビズをやるやらないは企業のトップの決断次第なので
雇われの身のサラリーマンはどちらになるか待ってるだけって状態の企業も多いようですが・・・

事務系の社内作業組の比率の高い会社は既に便乗して
「クールビズ出社OK」になったところもあるみたいですね。





表に書ける私の職歴の中で、一番長くやった職業はコンピュータのソフト開発。

パソコンやネット関係ではなく大型汎用機と言われるものです。
名前を出せば誰もが知ってるような大企業が使うデッカイコンピュータです。


私はそこへソフト開発の専門会社として開発するために出向き

請け負ったシステムの開発をしてたわけです。
だから事務屋組に入ると思います。


今回のクールビズの前の「ノーネクタイデー」の取り入れも、他の業界に比べて早かったと思います。
社内で開発してる時はGパンTシャツの人も結構いたと思います。
客先常駐の場合は無理でしたし、出向かないといけない時は着替えたりしてましたけどね。




で、パソコンとの違いは何?と聞かれると・・・

大型汎用機と言われる機械はコンピュータ専用ルームがあり
機械から発せられる熱で室内温度が異常上昇するので
エアコンや空調などを全て管理されていると言うところでしょうか?


大型汎用機とつながっている端末は一般の事務部屋や現場に置けるのですが
本体は大きなものですから、別の場所(部屋)で管理されているのです。




普通にソフト屋として行ったケースでは事務部屋で仕事をしているのですが
話の流れによってはコンピュータ専用ルーム(業界用語でマシン室)へ行くこともあります。


普通にソフト開発を専門にしているSE(システムエンジニア)は

ハード(機械そのもの)の知識が薄いと思われているようで
CE(Customer Engineer:機械の搬入・設置、保守などをするエンジニア)あたりから
ちょっとバカにされながら色々なうんちくを長時間聞かされたりすることがあります。


夏でも冬でも、マシン室の設定温度が18度~20度と異常な部屋の中で
1時間も立ち話をされた日には寒さで震えがきたものです。

{{(>_<)}}・・・(>o<)ヒックシッ!!


まあ、こんな設定の事務部屋はないと思うのですが・・・。





今のパソコンやネット関係の開発には女性の進出も目覚しく
男女比率が変わらなくなってきているかも知れませんが
私がSEで雇われていた頃は、男性の方が多かったので
ソフトの開発チームの常駐部屋も男性に合わせた温度設定。


真夏でも上着とひざ掛けは必須アイテム。
それでも業界2年目の夏には「クーラー病」になってしまい
毎年、エアコンの入り始める6月頃に体調を崩すのが恒例となってしまいました。




あの頃からずっと思ってたんだけど、男性の体感温度って女性とは全然違いませんか?
私が調度いいと感じる室温の状態で、大半の男性は「暑くない?」と聞いてきます。


大体の男性は、私が上着を探すくらいの室温で調度いいと思ってませんか?
温度で言うと22~23度くらい?




この温度で、例えばエッチしてる時でも、男性が大汗かいてる状態で
女性はほんのり汗ばむ程度って感じじゃないですか?
同じ程度の興奮状態でも汗の量は全然違うと思うんですよ。


運動量の違いがあるかも?!と言われるかも知れませんが
女性上位の場合だと運動量は逆転しません?

たとえ女性上位で激しく動いてるときでも、滝のように汗を流す女性って
あんまり聞かないような気がするんですが・・・。


クールビズの話しでもエッチの話題かい?!と突っ込まないでください。
そのくらい体感温度が違うんだ、と思って頂ければいいんです、はい(笑)






で、話しを元に戻すと・・・




仕事場でスーツを着てる男性と一緒にいるとしたら、女性は冷え性になるのも当然だと思います。
何故か、男性の基準でエアコン設定されることが多いんですから。


男性側からの理論だと「暑いからってスーツは脱げない」
「寒かったら重ね着で防御出来るじゃないか」と言うところでしょう。




でも、これって理不尽な意見だと思います。


冬の寒さと違って、エアコンは人工的な寒さだということ。
部屋にいる男性には涼しいかも知れないけど
一歩外に出たら室外機の熱風や灼熱の日光の高温に晒されて
体内温度調整の機能がついていかない私のような女性の体調が崩れてしまいます。





「お前ら男だけのためのエアコンかい?!」(゚Д゚)クワッ


ずっと思ってきた私は、基本的にクールビズでエアコンの温度設定を
例え1度でも上げてくれるかも知れないことへは賛成なんです。




でも、スーツ姿に慣れてしまったおじさま世代のクールビズファッションが
どの程度のものなのか、まだまだ未知数なので不安はありますね。


見るからに変な格好で出社しそうな若者世代と同室で

おじさまたちがミスマッチな雰囲気をかもし出し、部屋の不快指数が上がってしまって
エアコンの設定温度で揉めてた頃の方がよかった!ってことにならなきゃいいのですが・・・(笑)






今日の記事はさらっと流したなあ?と思っても 1クリックヨロシク<(_ _*)> (笑)